設計実習Ⅱ-B課題
- miandcan
- 2016年1月12日
- 読了時間: 2分
2016/1/12 12:01
第2学年後期B課題 コミュニケーションテラスのあるドミトリー
里山と暮らす
コンセプトは 「人と自然と人のコミュニケーション」 この寮では入居時に1人1本木を植え、それを全員で育てていく。20年経って成長を遂げると整材にして家具やテラスを作ったり、薪として燃やしたりして使う。後に残る灰は里山に撒くと、次に育つ木の肥やしになる。 学生自らが木のサイクルを運営することで、学生は隣人や自然とのコミュニケーションを学び、コンクリートだった里山は本来の自然を取り戻していく。
・定員は1学年5人×4学年=20人。植える木はクヌギ、ケヤキ、ヤマザクラなど落葉広葉樹を中心に。 ・形態 プライベートな空間ほど直線的限定的に、パブリックであるほど多方面からのアプローチを受け入れられるように曲線的なデザインを用いた。 ・コンタ 寮入り口に近い所に2.2mの頂上を設定する。そこにエントランス兼アトリエを据えることで学校空間に分節を作り、個室棟のプライバシーを確保する。 ・エントランス兼アトリエ このアトリエでは学生が自由に家具を作ったり、薪を切ったりしていて、その中央を出入り口が通っている。寮を訪れる人のほとんどはここを通るため、始めにこの寮のコンセプトを感じ取る。 ・個室棟 1つ屋根の下に2人が住んでいて、その個室の間には縁側があり、水路が流れている。水路は隣人の生活感を曖昧に遮る他、夏にすいかを冷やしたり冬に灯篭を流したりという新たなコミュニケーションを生むきっかけにもなる
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