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地続き, 0:52

  • 執筆者の写真: miandcan
    miandcan
  • 2019年9月1日
  • 読了時間: 2分

2019/9/1 0:52

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この人たちはわたしの大切なゆうじん 元気でいるかな だいすきなんだ

.

過去は過去であって、

ずっとそこに浸っている訳にはいかない。

わたしは目の前のことや未来に誠実に向き合わなければならないし そうしたい。


でもたまに実家に帰って、

アルバムや懐かしいおもちゃに触れたとき

過去の全てが今のわたしを押し出してくれていることを思い出す。

色んなわたしがいた

わがままな自分、人を傷つける自分、優しい自分、歌う自分、楽しい自分、糸まみれの自分

例え忘れたいようなことだって、全部大事に抱えて、自分の足で歩かなきゃって思うよ

.

おばあちゃんとお話していて思うことは、

例えばおばあちゃんにとっては私のお母さんはいつまでも自分の娘であって、

過去から今まで一続きの人間なのだ。

でも私にとっては

私の知っている'お母さん' という記憶のなかの記録と、

おばあちゃんが語る'娘' としてのエピソードが、

区切られた別世界の話のように感じられる。


私が無意識に分けて捉えていたお母さんの人生を

おばあちゃんは出産からずっと見ていた、

だから今も、お母さんが小学生の時に一緒にお出かけした話を

ついこの間のことのように教えてくれるんだな


記憶はいつもその人を知った瞬間から始まり、親娘は いつまでも親娘なのだ という話よ、

私とお母さんも一緒

 
 
 

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